2007.09.21 止まった涙
 お風呂に入って泣いてきた。薬が効いているのか、ポロポロないているうちに涙は自然に止まった。涙が止まると考えた。私なんていなくなっちゃえばいいのに。いったい何をしてるんだろう。いったい何をしたいんだろう。いったい何を待っているんだろう。

 やはり私はこの世に不要な存在だと思う。いた方がいいのかもしれないが、いなくてもいい存在だと思う。「ぐりえが不要だということを証明せよ」という問題が出たら、1週間ぐらいで解けそうな気がする。ただ、今はそんな元気がなくて、前頭葉がうまく働かなくて、集中力もなくて、やる気が出ないだけだ。

 今日のNHK「特報首都圏」という番組が「孤立する教師たち」というテーマだった。ある新任教師の女性が、超過勤務と執拗な保護者の責めのせいでうつ状態になり、二ヵ月後に自殺してしまったという例を紹介していた。一回自殺未遂を起こして入院した末、二回目の自殺後に亡くなったと言う。彼女は、うつ状態になってから、泣いている絵ばかり描いていた。だが最後に描いた絵は、天使が太陽にむかって両手を広げて飛んでいく、とても幸せそうな暖かい絵だった。
 すごくうらやましかった。いいなぁ。おめでとう。そちらの世界はどうですか。

 でも、今の私はそんな元気もない。力もない。だから心配しないでください。
 だいたい自殺とかすると、いろいろな人に迷惑をかける。一時的にでも悲しむ友がいるだろうし、お葬式、お墓、法要とか、年老いてゆく親に面倒をかけるのも申し訳ない。人に迷惑をかける事を考えると、とても辛い。だから私は形だけでも生きていかなければならない。
 生きていくのも辛い。死ぬのも辛い。起きているのもつらい。寝ているのもつらい。ネットを辞めると寂しいが、ネットに繋いでいても今は余計に孤独を感じる。

 ああ、これを書き終えたら、また涙が出てきてしまった。

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