社団法人 電気学会 Home Site map Member English
電気学会のご紹介
電気学会は,1888年に創設された学者・技術者で構成される会員組織の学術法人です。すでに1世紀以上の歴史を有する伝統ある学会ですが,一方では,たえず革新を求め事業活動の活性化につとめております。現在,会員は2万4000人で,電気学術の習得に情熱を傾けている勉学の徒から,大学・企業の第一線で,研究活動・技術開発に発明・発見に赫々たる成果を挙げている研究者・技術者にいたるまで,幅広い層の方々の参加・支援を得ております。

1991年(平成3年)からは,組織体制を刷新し部門制を採用しました。これは,電気学術の全分野を専門領域に分け,学会トータルの場での活動とともに,それぞれの専門分野でいっそう細かな活躍ができるようにしたものです。電気学術は,かつての電気工学でイメージされていた範囲を時代とともに拡大し,エレクトロニクス,情報,エネルギー,環境等々にかかわる広範多岐なものとなってきております。

電気学会では,今後も,時代の変遷・進展にあわせ,また,国際的視野に立って,電気学術全般の研究・調査活動やその成果の発表を通じ,社会に貢献していきたいと考えております。皆様の積極的なご支援をお願いする次第です。
雑誌・部門誌の発行
楽しい記事,ためになる記事を満載した雑誌と最新の学術論文を収録した部門誌(A・B・C・D・E 各部門別)を毎月発行しております。
研究・調査活動
電気学術分野はますます広範多岐なものとなってきております。電気学会にはそれらの多数の分野それぞれに専門家集団がありますので,時代即応のテーマごとに調査専門委員会を設け,精力的な活動を続けております。現在活動中の委員会は,230にも及んでおります。
研究・調査活動には,調査専門委員会のほか,研究会,シンポジウム,ワークショップ等各種形態のものがあり,それぞれの特色を生かして頻繁かつ活発に実施されております。
研究発表大会の開催
大学・高専等の先生や学生,各種研究機関・企業等の技術者が研究成果を発表する場として,全国大会,部門大会があり,それぞれ年1回開催されます。これら大会は,通常,特別講演やシンポジウムが併催されます。
支部活動
全国に9つの支部と15の支所が置かれ,地域の会員が支部連合大会,講演会,見学会等それぞれの地域活動を行っています。
講演会・公開講座・講習会・見学会・セミナー等の開催
会員だけでなく,一般の人をも対象とした講演会,公開講座,講習会,見学会,セミナー等を頻繁に開催しております。これは,全国大会時に併せて実施する特別講演などの他に,部門が主催するもの,支部や支所が主催するもの等,各種の形態があります。
国際交流
国際会議の日本での開催,海外で開催される国際会議への参加はもとより,外国の電気学会,工学会等と友好協定を結び,学術交流,相互便益供与などを行っております。
1995年より日本,中国,韓国が中心となり電気技術に関する国際会議(ICEE)を毎年夏期に3ヶ国持廻りで開催しております。
学術図書の出版
大学・高専・高校等で使用する電気工学関係の教科書をはじめ,電気工学ハンドブック,電気・電子・情報等の専門書を,会員であるそれぞれの分野のエキスパートに執筆してもらい出版しております。
各種の表彰・助成
優れた学術論文発表者の表彰,調査専門委員会のまとめた優秀な技術報告の表彰,学術振興に顕著な効果が期待できると認められる活動に対する助成,海外で行われる国際会議出席者への助成,海外からの研究者を招聘する際の費用の助成等を実施しております。
また,他の機関で企画している表彰・助成等に対し,電気学会として該当者の推薦を行っております。
標準規格の制定
組織内に電気規格調査会を設け,電気機器・材料に関する団体規格を制定しております。
Up
正員 電気に関する学理またはその応用について学識経験を有する者および,これらについて相当の経歴を有する方
名誉員 電気に関する学理またはその応用について功績が特に顕著な方であって,評議員会で推薦された方
准員 電気に関する学理またはこれに関係ある学校を卒業した方,またはこれに準ずる方
学生員 電気に関する学理またはこれに関係ある学校の学生
事業維持員 本学会の事業を援助する個人または法人
・電気学会誌と部門誌が毎月配布されます。
・電気学会発行の図書が会員特価で購入できます。
・講演会,公開講座,見学会,セミナー,懇親会の参加が割引になります。
・国際会議出席に要する費用の助成を受けることができます。
電気学会会員名簿をご希望により購入できます。
 (個人情報保護のため,現在名簿の作成・販売は行っておりません。)
各種ホテルの割引優待サービス
Up
部門
略称
分野
基礎・材料・共通
A部門
教育・研究,応用数学,電気理論,計測,照明光応用,視覚,電気技術史,電磁界理論,音響,回路理論,電気物理,放電,プラズマ,金属・セラミックス,環境電磁工学,磁気応用,生体磁気,マイクロ磁気,絶縁体・誘電体材料,半導体材料,導電体材料,超電導材料,磁性体材料,機能性有機材料,材料作製・評価法
電力・エネルギー
B部門
電力系統計画・運用,電力系統制御,系統解析・シミュレーション,系統保護,系統監視・制御システム,エネルギーシステム,送配電線・電力ケーブル ,送配電機器,開閉保護装置,変電機器,高電圧・雷・サージ,エネルギー変換・貯蔵装置,その他電力用機器
電子・情報・システム
C部門
電子材料,電子デバイス,電子・集積回路,光・量子エレクトロニクス,生体・医用電子,電子応用,バイオニクス,通信・ネットワーク,マルチメディア,信号・画像処理,パターン認識,制御・計測,ロボティクス,ニューロ・ファジー・カオス,システム,ソフトウエア・情報処理,エレクトロニックコマース,バーチャルリアリティ,ソフトコンピューティング,人工知能,知能・知識情報処理,人工生命・創発システム,最適化,インテリジェントロボット・オートメーション,福祉応用,環境管理
産業応用
D部門
回転機,回転機制御,リニアドライブ,磁気浮上,モーションコントロール,静止器,超電導応用,パワーエレクトロニクス,電力用半導体素子応用,交通・電気鉄道,産業電力電気応用,メカトロニクス,産業計測制御,ロボティクス,金属産業,産業応用一般(一般産業),産業情報システム(産業システム情報化),生産設備管理,道路交通・ITS,自動車・電気自動車,公共施設
センサ・マイクロマシン
E部門
センサ応用,センサシステム,化学センサ,機械量センサ,センサ新手法,マイクロ計測システム,マイクロロボット,マイクロマシン応用,センサ・アクチュエータ新材料,マイクロアクチュエータ,マイクロマシーニング
Up
©2002, 2007 The Institute of Electrical Engineers of Japan