【ナイジェリア】 誘拐された子ども、顔に付けられた部族の印のおかげで人身売買から助かる

ナイジェリアで6歳の子どもが、伝統的な部族の印のおかげで、人身売買業者に売られる寸前に助かった。

【ナイジェリア】 誘拐された子ども、顔に付けられた部族の印のおかげで人身売買から助かる

ナジル・アブドゥルワハブ君は、生まれたときに刃物で顔に付けられた伝統的な部族の印のおかげで、人身売買業者の手から助かった。

地方メディアのニュースによると、アブドゥルワハブ君は、ナイジェリア北部のカドゥナ州から人身売買目的で誘拐され、同国南東部のイモ州に連れ去られた。

地域住民が、子どもの顔にある印が異なる部族にものであることに気付き、この状況を治安部隊に知らせた。

捜査が行われた結果、アブドゥルワハブ君が北部のカドゥナ州から連れてこられたことが確認された。

治安部隊が人身売買業者に対して実施した作戦で、アブドゥルワハブ君は救出され、人身売買業者は拘束された。

アブドゥルワハブ君は、カドゥナ州にいる自分の家族に引き渡された。

ナイジェリアには250以上の部族がいる。多くの部族が新生児の顔に刻む印は、何世紀にもわたり継がれてきた伝統として存在している。



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